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2007年04月26日

シルヴェスター・スタローンってどんな人?

ニューヨークの無法地帯ヘルズ・キッチン(地獄の台所、マンハッタン島の34丁目から57丁目にかけてと8番街からハドソン河畔までの区域 アイリッシュとシチリアン多数在住)に生まれ育つ。出産時に医師のミスにより顔面の左側(特に唇、顎、舌)の神経に傷がつき麻痺を起こしたことが原因で言語障害を発症。崩れた容姿と脆弱な性格は常に周辺からいじめの対象となっていた(このトラウマは現在も残る)。12歳の時に両親が離婚したことを切っ掛けに次第に素行不良になる。小学校から高等学校修了までに14の学校から放校処分を受け、母親の経営するボクシングジムで体を鍛えながらも荒れた生活を続けた。

体育奨学金を得て入学したレザンアメリカンスクール在籍時に演劇に興味を持ち始めマイアミ大学の演劇学科に入学するも授業料の支払いが困難となり2年で中退。23才で生誕地のニューヨークに戻り本格的に俳優を志すも、与えられる役は常に台詞の少ない端役ばかりでポルノ映画への出演や用心棒などをこなして日銭を稼ぐ極貧生活が長く続いた。この間54回のオーディションに落ちる。

1975年、29歳の時、観戦したボクシングの世界ヘビー級タイトルマッチ「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」の試合に感銘を受け、それをヒントに僅か3日で書き上げた脚本をもって製作所に売り込む。この脚本が映画化された『ロッキー』が世界的な規模で大ヒット(詳細は『ロッキー』の項で記述)し、同年のアカデミー賞を受賞。映画の主人公の境遇とスタローン自身のそれが「荒んだ生活から一夜にして栄光を掴む」という“アメリカン・ドリーム”を体現した点で共通していることから大変な話題を呼び、多くの人間に希望を与えた功績は評価されうるものである。

その後『パラダイス・アレイ』で監督業にも進出。『ロッキー』『ランボー』『クリフハンガー』など、常に鍛え上げた肉体を駆使した作品でハリウッドを代表するアクションスターとなる。2006年、シリーズ16年ぶりの新作となる『ロッキー・ザ・ファイナル』が公開。さらに2007年には19年ぶりの新作となる『ランボー4』の撮影に入る予定である。

共に極限まで肉体を鍛え上げたアクションスターであり寡黙な肉体派ヒーローを演じる機会が多いアーノルド・シュワルツェネッガーと頻繁に比較される。どちらのほうが多く支持を受けているかという事柄を記述するのは妥当ではないが、シュワルツェネッガーが2003年にカリフォルニア州知事就任に伴い俳優活動を休止中であることに対し、スタローンは常に映画出演に対する拘りを強く持ち続けている。州知事に就任したシュワルツェネッガーと比較すると、著名な俳優としては評論家から演技に不評を買うことが多く、ゴールデンラズベリー賞の常連であるスタローンは陰に隠れがちである。しかし、ハンディキャップを克服しながら絶えず演技派転進を志す直向な姿勢と愛嬌のある人柄で多くのファンを獲得していることも否定できない事実である。その他にも、シュワルツェネッガーは代表作である『ターミネーター』シリーズ公開ごろから日本国内で「シュワちゃん」のニックネームで親しまれ、スタローンは日本国内の一部のファンから「スタちゃん」や「シル」などと呼ばれおり、米国では「スライ」(SLY)のニックネームで親しまれている。彼ら自身もお互いに良きライバルであり親友であるという認識を共有しており、著名人が一堂に会す場において撮影された、二人が共に納まった写真もしばしば映画誌などに掲載されている。また『ラスト・アクション・ヒーロー』『デモリションマン』では互いにネタにし合っている。

イングランドのフットボールクラブのエバートンファンである。家にはポスターも貼っているとか。

アメリカ合衆国第43代大統領・ジョージ・ウォーカー・ブッシュと生年月日が一緒。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

posted by ロッキー at 19:39| ロッキー

出演者 シルヴェスター・スタローン

シルヴェスター・エンツィオ・スタローン(Sylvester Enzio Stallone、1946年7月6日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、監督、プロデューサー、脚本家。ニューヨーク州ニューヨーク市生まれ。身長175cm。イタリア系アメリカ人。弟のフランク・スタローン、次男のセイジ・スタローンも共に俳優。アーノルド・シュワルツェネッガーやブルース・ウィリスらと並んで1980年代から1990年代にかけてアクション映画を活動の中心に据えて大きな成功を果たした俳優の一人である。

スイスの名門インターナショナルスクールであるAmerican School of Switzerland(現・レザンアメリカンスクール Leysin American School of SwitzerlandおよびAmerican College of Switzerland)、及びマイアミ大学(University of Miami)の出身である。


出演作品

『ロッキー』シリーズ
『ロッキー』
『ロッキー2』
『ロッキー3』
『ロッキー4/炎の友情』
『ロッキー5/最後のドラマ』
『ロッキー・ザ・ファイナル』

『ランボー』シリーズ
『ランボー』
『ランボー/怒りの脱出』
『ランボー3/怒りのアフガン』
『John Rambo(原題)』

その他
『ウディ・アレンのバナナ』
『ブルックリンの青春』
『デス・レース2000』
『爆走!キャノンボール』
『パラダイス・アレイ』
『フィスト』
『勝利への脱出』
『ナイトホークス』
『ステイン・アライブ』
『クラブ ラインストーン/今夜は最高!』
『コブラ』
『オーバー・ザ・トップ』
『オスカー』
『刑事ジョー/ママにお手上げ!』
『クリフハンガー』
『デイライト』
『デッドフォール』
『ロックアップ』
『スペシャリスト』
『暗殺者』
『コップランド』
『デモリションマン』
『追撃者』
『ドリヴン』
『ザ・ボディーガード』
『TAXi3』
『スパイキッズ 3-D ゲームオーバー』
『シェイド』
『D-TOX』
『ジャッジ・ドレッド』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

posted by ロッキー at 19:38| ロッキー

2007年04月24日

ロッキーファイナル キャストについて

 最新作『ロッキー・ザ・ファイナル』で特筆すべきは、監督・脚本・主演を兼任したスタローンがシリーズの原点である第1作に立ち返り、この名作が宿していたスピリットをスクリーンに甦らせたことだ。例えば、映画の冒頭でエイドリアンの墓参りをしたロッキーが、地元フィラデルフィアの街をさまよい、在りし日の妻との思い出のペットショップやスケート場の跡地を訪ねるシークエンス。ロッキーがフィラデルフィア美術館の大階段を駆け上がる不滅の名シーンが再現されているのも嬉しい贈りものだ。『ロッキー』のファンならば、これら第1作へのオマージュ的な愛情のこもったひとつひとつの描写に胸を締めつけられずにはいられないだろう。また、エイドリアンを亡くしたことで30年前と同じく孤独な境遇に逆戻りしたロッキーのもとに、ロバートや義兄のポーリーが集い、彼のカムバックを後押ししていくストーリー展開にも胸が躍る。『ロッキー』にチラリと登場していた不良少女のマリーが今はシングルマザーとなり、ロッキーとの旧交を温めるエピソードも涙ものである。
   
 そしてロッキーが最後の闘いを繰り広げるクライマックスは、手に汗握るスリルと興奮を呼び起こすとともに、勝ち負けを超越した奇跡的な感動を観る者に提供する。今回のロッキーは、相手の挑発や復讐などの理由でリングに復帰するわけではない。胸の奥底で燻っていた情熱を燃やし、あくまで自らの夢を追い求めて闘いに身を投じていく。そんなロッキーの熱きロマンと清々しいまでの闘魂が、シリーズ最高の盛り上がりを見せるファイト・シーンの中にしっかりと息づいているのだ。「このシリーズをずっと応援し、愛してくれた人々は、ロッキーの人生の最終章にきっと満足してくれると思う」とスタローンが語る通り、映画史上の伝説のヒーローにふさわしい劇的なフィナーレがここに実現した。

 エイドリアンの兄で、ロッキーの生涯の親友でもあるポーリー役のバート・ヤングは、今回も哀感たっぷりの凄みある存在感で名脇役ぶりを披露。TV界を中心に活躍する若手俳優マイロ・ヴィンティミリアはロッキー・ジュニアことロバートに扮し、父子の葛藤と和解のドラマを好演している。ロッキーの最後の対戦相手となるディクソンをカリスマ性豊かに演じたのは、撮影当時、世界ライトヘビー級王者だったアントニオ・ターヴァー。彼とロッキーが激突するクライマックスのリングサイドに、あのマイク・タイソンが登場するのも見逃せないサプライズだ。

 製作総指揮を務めたのは、スタローンとともに『ロッキー』シリーズを世に送り出してきた名プロデューサー・コンビ、アーウィン・ウィンクラーとロバート・チャートフ。スタローン率いる撮影チームは、通常のハリウッド映画と一線を画すリアリティ溢れる映像を求め、『ロッキー』誕生の地であるフィラデルフィア・ロケを実施した。また切ない哀調を帯びたメロディで映画に情感を吹き込むのは、このシリーズに欠かせない名作曲家ビル・コンティ。彼の手になる有名なテーマ曲が、ロッキーの最後の晴れ舞台を雄々しく盛り立てている。

posted by ロッキー at 10:15| ロッキーファイナル

ロッキーファイナルってどんな映画?

数々の伝説を生み出してきたハリウッドの歴史において、30年の時を経た今もまったく色褪せずに語り継がれるサクセス・ストーリーがある。『タクシードライバー』『ネットワーク』『大統領の陰謀』といった強力なライバル作を退け、見事に1976年のアカデミー作品賞に輝いたその映画は、当時無名の俳優が書き上げた脚本を、彼自身の主演で映像化した低予算作品だった。すべての観客の心を熱く揺さぶり、世界中で大ヒットを記録したこの歴史的な名作『ロッキー』は、脚本・主演のシルベスター・スタローンを一躍スターダムへと押し上げ、映画界におけるアメリカンドリームの代名詞となった。

 やがて『ロッキー』は、1990年までに全5作のシリーズへと発展。そして第1作から記念すべき30周年にあたる昨年の12月、スタローンが自らの分身というべき主人公ロッキー・バルボアを愛する人々に格別の思いを込めて贈る『ロッキー・ザ・ファイナル』が全米公開され、大反響を巻き起こした。伝説的なシリーズの真の最終章を飾る入魂の一作が、いよいよ日本のファンのもとに届けられる。

 無敵のチャンピオン、アポロとの30年前の死闘を皮切りに、リングで情熱を燃やし続けたロッキーも今は引退し、フィラデルフィアで小さなイタリアン・レストランを経営している。愛妻エイドリアンはガンで他界し、息子のロバートも家を出て行った。エイドリアンとの思い出だけにすがって生きるロッキーは、心の空洞を埋めるようにして、再びプロ・ボクサーのライセンスを取得する。そんなある日、スポーツTV局が向かうところ敵なしの現役ヘビー級王者ディクソンと往年のロッキーの強さを比較するシュミレーション番組を放送し、両者の対戦企画が持ち上がる。ロッキーはある決意を胸を秘め、数万人の大観衆が熱狂するラスベガスのリングに上がるのだった……。

『ロッキー』が幅広い層のファンに愛され続けるのは、この作品が単なるスポーツ映画に留まらない奥深い魅力を備えているからだ。うだつの上がらない日々を過ごしていた場末のボクサーが一念発起し、無謀とも思える夢への挑戦を試みる。何度も挫折しかけようとも、そのたびにロッキーは這い上がり、不屈の闘志を奮い起こす。そんな彼の生き様に触れた多くのファンは、“人生の教科書”として『ロッキー』に特別な愛着を抱いているのだ。

posted by ロッキー at 10:13| ロッキーファイナル

キャスト&スタッフ

ロッキー・バルボア(Rocky Balboa) - シルヴェスター・スタローン(羽佐間道夫)
ペンシルバニア州・フィラデルフィアの小さなアパート(住所:1818 Tusculum St)で暮らすボクサー。15歳からボクシングを始めているが、30歳になっても賭けボクシングの賞金だけでの生計を立てられないため、闇金融を営むガッツォの元で取立てを行う。しかし根が優しいことが災いしてか、借金を踏み倒そうとする者を責め切れない。また、近所のペットショップで働くエイドリアンに恋心を抱いており、彼女を振り向かせようとするが、不器用な性格からいまひとつ想いを伝え切れずにいる。
エイドリアン(Adrian) - タリア・シャイア(松金よね子)
ロッキーが通うボクシングジムの近くにあるペットショップで働いている、人見知りの激しい女性。極端な恥ずかしがり屋で、男性とはまともに目を見て話すこともできない。
ポーリー(Paulie) - バート・ヤング(富田耕生)
エイドリアンの兄でありロッキーの親友。精肉工場で働いているがその収入に満足できないらしく、ロッキーにガッツォの元で働かせてくれるように持ちかける。自らも冴えない男でありながら、いつまでも独りで暮らす妹のエイドリアンを散々罵倒し、彼女に好意を抱くロッキーを奇異に思いながらも感謝している。
ミッキー(Mickey Goldmill) - バージェス・メレディス(千葉耕市)
1920年代初頭バンタム級の世界チャンピオンとして活躍。引退後はジムを経営し、そこで10年前にロッキーと出会いボクシングを教えるも、結果を出せないうえに自堕落な生活を送る彼に業を煮やし「お前は傷んだトマトだ」と罵り、育成を放棄してしまう。
アポロ・クリード(Apollo Creed) - カール・ウェザース(内海賢二)
現在の世界ヘビー級チャンピオンで、口汚いが本物の実力を持っている。自分の知名度を上げるため無名のボクサーに、チャンピオンに挑戦させる権利を与える。

[編集] スタッフ
監督:ジョン・G・アヴィルドセン
脚本:シルヴェスター・スタローン
音楽:ビル・コンティ
撮影:ジェームズ・グレイブ
プロデューサー:アーウィン・ウィンクラー/ロバート・チャートフ
編集:リチャード・ハルシー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

posted by ロッキー at 10:11| ロッキー

映画ロッキーの概要

映画のオーディションに50回以上落選していたスタローンはポルノ映画への出演や用心棒などをして日々の生活費を稼いでいた。長い極貧生活を送っていたある日、彼は世界ヘビー級タイトルマッチ「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」の試合を観戦。アリは当時世界最強と言われていたのに対し、ウェプナーはスタローン同様繰り返す転職の中で日銭を稼いでいた。誰が見ても勝ち目がないウェプナーであったが予想外の善戦を展開。試合はアリが勝利したものの、繰り出したパンチがわき腹を直撃しダウンを奪い、対戦後に「二度と対戦したくない」と言わしめたのである。アリをダウンさせたその瞬間、ウェプナーは偉大なボクサーとなり人々の心に永遠に刻まれると考えたスタローンはこの出来事を基に僅か3日で脚本を書き上げプロダクションに売り込んだ。

プロダクションはその脚本を気に入り7万5千ドルという破格の値をつけたものの、製作の条件として「主演にポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、アル・パチーノといった有名スターを起用する」ことを挙げて譲らなかった。「貧乏とはうまく付き合うことが出来る」スタローンもまた脚本料に固執せず、自分が主演を兼任することに徹底的に拘り双方の長きに亘る交渉の末、

ギャランティーに関しては、監督は普段の半分、スタローンは俳優組合が定める最低金額、プロデューサーはなし
制作費はテレビシリーズ1本分(約100万ドル)
36万ドルまで高騰した脚本料を2万ドルに減額
という条件の下で製作が開始された。

公開当初、無名俳優の書いた脚本をB級映画出身の監督が製作するという背景から作品に対する視線は冷ややかだったが、不器用で口は悪くも根は優しいロッキーと、ボクシングジムのトレーナーであるミッキー・親友のポーリー、そしてポーリーの妹で後に恋人となるエイドリアンが織り成す人間味溢れるドラマや、ビル・コンティ作曲の『ロッキーのテーマ』(原題:『Gonna Fly Now』。なお邦題は現在では『ロッキーのテーマ』と表記されることが多いが、最初に発売されたシングルレコードでの表記は単に『ロッキー』だった)が確実に観客の心を掴み、瞬く間に全米だけで1億ドルの興行収入を記録。同年のアカデミー賞で作品賞を獲得するなど国内外の映画賞において群を抜く数の映画賞を受賞した。

映画の主人公ロッキーが生き甲斐を持てずに彷徨い続ける日々から一夜にして栄光を掴んだように、主演と脚本を担当したスタローンが無名俳優から作品の大ヒットで一躍スターダムに上り詰めた快挙は映画ファンの間で20世紀最大の奇跡と評された。「愛」「友情」「努力」を社会的弱者の立場から描いた同作品は世界中の若者に計り知れない影響を与えたという見解も決して過言ではない。また、ベトナム戦争への軍事介入を機に台頭したアメリカン・ニューシネマにより、ハッピーエンドや英雄へのアンチテーゼが最盛を極めたが、本作品の出現が「個人の可能性」「アメリカン・ドリーム」への憧憬を再燃させ、アメリカン・ニューシネマの終焉を決定的なものとした。ジャンルはスポーツ・ラブロマンス・ヒューマンドラマなど多岐に分類されるが、それらを超越して広く親しまれる映画の代表作であることは多くの者が認めるところである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

posted by ロッキー at 10:10| ロッキー

ロッキーについて

『ロッキー』(Rocky)は、1976年のアメリカ映画。また、「イタリアの種馬」の異名を持つ同作品の主人公の名前でもある。配給会社はユナイテッド・アーティスツで、監督はジョン・G・アヴィルドセン。主演・脚本はシルヴェスター・スタローン。第49回アカデミー賞 作品賞ならびに第34回ゴールデングローブ賞 作品賞受賞作品。また、2006年に米国連邦議会図書館がアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録した作品の中の1つである。

映画のオーディションに50回以上落選していたスタローンはポルノ映画への出演や用心棒などをして日々の生活費を稼いでいた。長い極貧生活を送っていたある日、彼は世界ヘビー級タイトルマッチ「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」の試合を観戦。アリは当時世界最強と言われていたのに対し、ウェプナーはスタローン同様繰り返す転職の中で日銭を稼いでいた。誰が見ても勝ち目がないウェプナーであったが予想外の善戦を展開。試合はアリが勝利したものの、繰り出したパンチがわき腹を直撃しダウンを奪い、対戦後に「二度と対戦したくない」と言わしめたのである。アリをダウンさせたその瞬間、ウェプナーは偉大なボクサーとなり人々の心に永遠に刻まれると考えたスタローンはこの出来事を基に僅か3日で脚本を書き上げプロダクションに売り込んだ。

プロダクションはその脚本を気に入り7万5千ドルという破格の値をつけたものの、製作の条件として「主演にポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、アル・パチーノといった有名スターを起用する」ことを挙げて譲らなかった。「貧乏とはうまく付き合うことが出来る」スタローンもまた脚本料に固執せず、自分が主演を兼任することに徹底的に拘り双方の長きに亘る交渉の末、

ギャランティーに関しては、監督は普段の半分、スタローンは俳優組合が定める最低金額、プロデューサーはなし
制作費はテレビシリーズ1本分(約100万ドル)
36万ドルまで高騰した脚本料を2万ドルに減額
という条件の下で製作が開始された。

公開当初、無名俳優の書いた脚本をB級映画出身の監督が製作するという背景から作品に対する視線は冷ややかだったが、不器用で口は悪くも根は優しいロッキーと、ボクシングジムのトレーナーであるミッキー・親友のポーリー、そしてポーリーの妹で後に恋人となるエイドリアンが織り成す人間味溢れるドラマや、ビル・コンティ作曲の『ロッキーのテーマ』(原題:『Gonna Fly Now』。なお邦題は現在では『ロッキーのテーマ』と表記されることが多いが、最初に発売されたシングルレコードでの表記は単に『ロッキー』だった)が確実に観客の心を掴み、瞬く間に全米だけで1億ドルの興行収入を記録。同年のアカデミー賞で作品賞を獲得するなど国内外の映画賞において群を抜く数の映画賞を受賞した。

映画の主人公ロッキーが生き甲斐を持てずに彷徨い続ける日々から一夜にして栄光を掴んだように、主演と脚本を担当したスタローンが無名俳優から作品の大ヒットで一躍スターダムに上り詰めた快挙は映画ファンの間で20世紀最大の奇跡と評された。「愛」「友情」「努力」を社会的弱者の立場から描いた同作品は世界中の若者に計り知れない影響を与えたという見解も決して過言ではない。また、ベトナム戦争への軍事介入を機に台頭したアメリカン・ニューシネマにより、ハッピーエンドや英雄へのアンチテーゼが最盛を極めたが、本作品の出現が「個人の可能性」「アメリカン・ドリーム」への憧憬を再燃させ、アメリカン・ニューシネマの終焉を決定的なものとした。ジャンルはスポーツ・ラブロマンス・ヒューマンドラマなど多岐に分類されるが、それらを超越して広く親しまれる映画の代表作であることは多くの者が認めるところである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

posted by ロッキー at 10:01| 全般